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2021/08/19

全館空調を採用するメリットとデメリットを解説します!
投稿者:菅原 智弘

新潟で注文住宅をお考えの方の中には、全館空調の採用を検討している方も多いのではないでしょうか。
採用するかを考える際には特徴をしっかりと理解しておく必要があります。
この記事では全館空調のシステムと、そのメリットとデメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□全館空調システムとは?

全館空調システムとは、すべての居室、廊下など建物全体を冷暖する24時間換気システムのことです。

各部屋に冷暖房を設置する個別空調の場合、その部屋と廊下や、その部屋と別の部屋とでは温度差が生じてしまいます。
一方で、家全体をまとめて冷暖房できる全館空調では、家中の温度を一定に近い状態で保てます。

家中のすべてを快適な温度にできることで、急な温度変化で血圧が大きく変動することに起因するヒートショックのリスクを下げられます。
さらに、家の中が寒くなることなどを心配して控える方が多い吹き抜けなどの、ダイナミックな空間作りが可能になり、設計の自由度も高まります。

このように、健康で快適な生活を可能にするのが全館空調システムです。

ただし、採用する際には気をつけるべきことが1つあります。
それは、高気密、高断熱の家で採用すべきということです。

性能があまり高くない家の場合は、せっかく全館空調システムを採用してもその真価が発揮されません。
そうすると、暖かさも涼しさも感じられない家になってしまいます。

例えば、室温が20度の場合を考えましょう。
低断熱の家では、室温が20度でも体感温度は15.4度、表面温度は10.8度程度になります。

一方で、高断熱の家では室温が20度であれば体感温度は19度、表面温度は18度程度と、適切な温度管理がなされます。
家の中の熱の出入りが少ない高気密、高断熱の住宅でこそ、効果があるのが全館空調です。

□全館空調のメリットとデメリットとは?

前の章では、全館空調について紹介しました。
続いて、全館空調のメリットとデメリットを解説します。

メリットの1つ目は、室内をバリアフリー化できることです。
先ほども紹介した通り、家の中の温度差を小さくすることで、急激な温度変化に起因するヒートショックや、屋内での熱中症のリスクを大幅に下げられます。

冬場に暖かい部屋から室温の低い浴室やトイレに移動すると、身体が急激な温度変化にさらされます。
その際に血圧が大きく変動することで、心筋梗塞や脳梗塞を引きおきこすのがヒートショックです。

特に日本では湯船に浸かる習慣があるので、血圧がより大きく変動します。
そのため、ヒートショックを起こさないために浴室やトイレを含めたすべての空間で急激な室温差を避けてバリアフリー化できます。

メリットの2つ目は、空間がスッキリすることです。
個別空調を採用する場合、すべての部屋にエアコンを設置する必要があります。
一方で、全館空調ではその必要がないため、壁や天井がスッキリとする上、室外機をいくつも設置する必要もありません。
そのため家の中も外もスッキリと見せられます。

メリットの3つ目は、空気を清潔に保てることです。
住まい全体の給気、排気を一括で管理するシステムのため、高性能フィルターを入れると室内の空気を清潔に保てます。
そのため、梅雨時期などに洗濯物を部屋干しにしても、嫌なにおいがこもりません。
花粉が多い時期にも安心できますね。

メリットの4つ目は、間取りが自由になることです。
個別空調を設ける場合、各部屋の冷暖房効率を高めるためにドアや仕切りを設ける必要があります。
しかし、全館空調は間仕切りがなくとも冷暖房効率が変わりません。

そのため、開放感がある大きな吹き抜けや、大きなLDKなど、自由度が高い間取りが可能になります。

続いて、全館空調のデメリットを紹介します。

デメリットの1つ目は、コストがかかることです。
システム本体の費用に加えて、ダクトの配管の必要性など各部屋にエアコンを入れる以上に初期投資がかかります。

さらに、多くの方が気になる月々の電気代については、一概には言えません。
住宅の性能や間取り、地域ごとの特徴など様々な条件に左右されるので、満足度を含めたコストパフォーマンスを考慮する必要があります。

デメリットの2つ目は、部屋ごとに温度を調整しづらいことです。
家の中の温度管理が一括のため、一気に温度を下げたいなどの急激な温度調整には適していません。
また、家族に暑がりの人や寒がりの人がいると、全員にとって快適な空間を叶えるのが難しいと言えるでしょう。

デメリットの3つ目は、空気が乾燥しやすいことです。
この悩みは、高気密や高断熱住宅に多く、特に冬場は乾燥が気になります。
加湿器を設置したり、植物を置いたりするなどして乾燥対策をとる必要があります。

デメリットの4つ目は、温度設定に慣れが必要なことです。
特に、季節の変わり目や朝晩の寒暖差が激しい日などは、快適な設定温度を把握するのが難しい傾向にあります。

全館空調システムには、上記のようなメリットとデメリットがあります。
採用する際には、これらの特徴をよく理解して採用を検討する必要があります。

□当社で提供している全館空調システムを紹介します!

ここまで、システムの特徴とそのメリットとデメリットについて解説しました。
最後に、当社で提供している全館空調システムについて解説します。

まず、当社では自社の設計士が設計を行い、自社の担当者が最初から最後まで担当します。
施工の管理も自社職人が行うので、安心してご依頼ください。

そして、当社では地中熱と全館空調システムを合わせて採用しています。
排熱を大気にではなく、地中に戻すことで、ヒートアイランド現象が起きるのを抑えられます。
先述した通り、エアコンを各部屋に設置するとなると、室外機が必要になります。
見た目を悪くしないことだけでなく、室外機からの排熱を防ぐことでヒートアイランド現象を引き起こさずに済みます。

さらに、地中熱は再生可能エネルギーの1つなので、省エネ効果が期待できます。
つまり、当社で提供するヒートポンプ空調システムであれば、環境に優しく住宅の快適さを実現できます。

また、当社では自然素材を採用しながら気密性と断熱性の高い住宅を提供しています。

その1つが、真壁造です。
これは、梁や柱を隠さずに見せる、日本の伝統的な工法を採用することで、見た目の美しさはもちろん、自然素材特有の健康で快適な住宅を提供しています。

2つ目が、調湿効果が高い素材の採用です。
全館空調のデメリットで紹介したように、このシステムには室内が乾燥してしまうという特徴があります。
そこで、国産の天然無垢材であるヒノキ、塗り壁に漆喰を採用することで調湿効果が期待できます。

3つ目が、FP遮断パネルです。
従来の工法であれば天井裏で断熱が行われますが、このパネルは屋根の面そのものに遮断と断熱効果があります。
FP遮断パネルを採用している屋根とそうでない屋根とでは、17.2度も違いが生まれます。
FP遮断パネルは、夏は涼しく冬は暖かい家の実現を可能にしています。

□まとめ

この記事では、全館空調を採用する際に知っておきたいメリットとデメリット、そして当社で提供しているシステムについて解説しました。
住宅の様々な条件によって快適さは異なるため、まずは疑問点などを担当者にご相談ください。
注文住宅をお考えの方はぜひ当社にご依頼ください。
 

また、全館空調を「体感してみたい!」と思われた方は、ぜひモデルハウスにご来場ください。

大滝工務店のこちらのモデルハウスは、全館空調を取り入れた気持ちいのいい空間をご体感いただけます。

お気軽にご予約の上、ご来場くださいませ。

■モデルハウスについて

https://www.ohtaki-koumuten.com/modelhouse

■施工事例もあります♪

雨楽の家 施工事例

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